2012年9月12日水曜日

オスプレイ:「エンジン出火」海兵隊筋が証言

オスプレイ:「エンジン出火」海兵隊筋が証言

       2012年9月9日 09時47分 沖縄タイムス


 【平安名純代・米国特約記者】米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが6日米ノースカロライナ州ジャクソンビル市の市街地に緊急着陸した原因は「エンジンから出火したため」と7日、複数の海兵隊筋が沖縄タイムスの取材に対して証言した。専門家らは、住宅街に隣接している米軍普天間飛行場周辺で同様のケースが起きた場合、緊急着陸する場所の確保が難しいことなどから事故につながる可能性があると指摘し、同機の配備に警鐘を鳴らしている。
 オスプレイが着陸したのは、所属する海兵隊ニューリバー航空基地から約5キロ離れた教会の空き地。海兵隊筋は「エンジンから出火したため、すぐに着陸する必要があった。事故につながる可能性もあったが、操縦士の適切な判断で着陸できたため、機体に損傷もなかった」と証言した。
 2010年のアフガニスタン墜落事故の調査委員長を務めたドン・ハーベル元空軍准将は「計器(異常)の点検など、危険性の低い予防着陸の場合は、基地への帰還が可能だ」と指摘。その上で「緊急着陸が必要となる原因は、出火またはエンジン故障のいずれかだ。今回は、基地が目前にあるにもかかわらず、住宅地の空き地に着陸していることから、二つのエンジンが故障した可能性もある」と分析した。
 米国防総省の国防分析研究所(IDA)のアーサー・リボロ元主任分析官は、オスプレイのフライトマニュアルの「予防着陸」には、三つのケースが明記されていると指摘。今回のケースは「安全上の懸念が伴うもので、近くの畑や道路、校庭などにできるだけ早く着陸すること」に相当すると説明した上で「米本土の基地と立地条件の違う普天間飛行場周辺で、こうした緊急着陸の場は確保されているのだろうか」と懸念を深めた。
 一方、米海兵隊司令部広報官のウルフ大尉は同日、本紙に対し「今回の緊急着陸は、できるだけ早く基地に帰還する必要を促す警告表示が点灯したため、安全を優先し、予防的措置として空き地へ着陸した。原因は調査中」と回答した。緊急着陸の回数などデータの開示には「そのような統計はない」と述べた。



果たして現場にいた海兵隊員の証言と米海兵隊司令部の言う事どっちが信用できるだろう?
左はテレビ朝日で紹介された日刊ゲンダイの記事で、普天間基地周辺だったら大惨事になっていた可能性大だったとの事!この日本の政府は何故アメリカが人的ミスと言えばそのまま信用するのか、霞ヶ関そのものが敗戦時にアメリカによって創られた官僚機構で、彼らのご主人様はアメリカ様だからしかたないのか?
人的ミスでも機械的欠陥でも落ちやすいことには変わらないだろう ( #`Д´)!






    




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