発砲2警官、無罪主張 逃走車両の男性死亡で奈良地裁初公判
奈良県大和郡山市で2003年、警察官が逃走車両に発砲し、助手席の男性が死亡した事件で、殺人と特別公務員暴行陵虐致死の罪に問われた奈良県警の警部補、萩原基文被告(35)=当時巡査部長=と、巡査部長、東芳弘被告(35)=同巡査長=の裁判員裁判の初公判が23日、奈良地裁(橋本一裁判長)で開かれた。検察が不起訴とした後、裁判所が審判に付す決定をした事件が裁判員裁判の対象となった初のケース。警察官の発砲を殺人罪で審理するのも初めて。殺意の有無や発砲の正当性が争点で、判断が注目される。
両被告はともに「(拳銃使用が許される要件を定めた)警察官職務執行法にのっとった正当な発砲だった。未必の殺意はなかった」と無罪を主張した。
検察官役を務める指定弁護士側は、2人の発砲には殺意があり、警察官職務執行法にも違反すると主張。
付審判決定書によると、03年9月10日、県警は車上荒らしの疑いで逃走車両を追跡。車両は危険な運転を繰り返したため、複数の警察官が大和郡山市の国道24号の交差点で取り囲み、計8発発砲した。2被告の銃弾は、助手席の高壮日さん(当時28)の頭や首に命中。約1カ月後に死亡した、としている。〔共同〕
この件に関しては過去に私の書き込みに批判のコメント等があってあまり触れたくないが<笑!>。複数のの警察官で取り囲んで犯人に向けて8回も発砲ってどう見ても殺意があったと思われて仕方が無いんじゃ~無いのか、私に対する反論では「発砲しなければ逆に警察官が殺されてた、正当防衛だ!」と言う話だが銃を所持していない犯人に向けて発砲して正当防衛なんて成立するのか甚だ疑問だ!
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