2012年8月14日火曜日

ゴーマン財務省「完全勝利」で高笑い

ゴーマン財務省「完全勝利」で高笑い


                               2012年8月9日 掲載 日刊ゲンダイ




野田、谷垣に知恵授けたと豪語
財務官僚は高笑いだろう。  一時は、増税法案は廃案かという局面になったが、最後は党首会談で決着。これで、法案の成立は確実だ。 「財務省は自民党の派閥領袖クラスにきっちり根回しをしていたので、法案は寝ていても通るという態度でした。そこへ突然の波乱。最終局面で小泉元総理がシャシャリ出てくることは、さすがに想定外で慌てたようですが、すぐに態勢を立て直した。与野党幹部に対し、相当ギューギューやって巻き返したようです。8日の昼には余裕の構えでしたよ。『党首会談までこぎつければ大丈夫。法案は通る』と豪語していました」(霞が関関係者)  民主党の野田も自民党の谷垣も、振付師は同じ財務省だ。民主は解散阻止、自民は解散要求という違いはあるが、ともに財務相経験者で、財務省の"教育"が行き届いた野田と谷垣は、「増税法案だけは何としても成立させたい」という点で一致している。2人が会えば"あうんの呼吸"で話がまとまってもおかしくない。  その内幕について、財務省幹部が得意げにこう話す。 「今週に入って、野田総理と谷垣総裁、それぞれ個別に"ご説明"にあがり、知恵を授けました。2人とも、党内を当面の間、納得させる方便があればいい。簡単な話です」  つまり、野田と谷垣がお互いに党内を騙してでも、法案が成立するシナリオを描いたというのである。「財務省の意を受けて、安住財務相と自民党の二階元経産相がゴニョゴニョやっていた」(民主党関係者)という話もある。  本当にそこまで財務省に力があるのかは疑問だが、財務官僚はここまで傲慢なのだ。  浮かばれないのは、誰も望まない増税を押し付けられる国民だし、増税法案をめぐって民主党も自民党もガタガタになった。結局のところ、勝者は財務省だけということだ。連中は「完全勝利」とほくそ笑んでいるに違いない。

ずいぶんとあっさりと「近いうちに」なんて言葉で合意したなと思えば、やはり噂どおり2人の間に密約があった可能性は高そうだね、結局彼ら党の代表にとっては自分の党員をどう納得させるかに腐心してる様だ、原発も消費税も国民の半数以上が反対を唱えてるに係わらずどうしてこう強引な事をするのか、霞ヶ関や大企業の利のみを追いかけ増え続ける低所得者の生活なんて二の次、やはり消費税法案を通す前に国民の信を問うべきじゃ~無かったのか?


                                      FA240808

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