徳島県警警官 継続的に警察手帳偽造か
記章レプリカに警察本部名刻印


徳島県警警察官の警察手帳偽造容疑事件で、40歳代の男性巡査部長が、同県内の彫刻店に、折りたたみ式の手帳に装着する「記章」のレプリカを持ち込み、警察本部名を彫るよう依頼していたことがわかった。巡査部長は数年前から、同店に刻印を依頼していたといい、大阪府警は、以前から継続的に手帳を偽造していた疑いもあるとみている。
関係者によると、巡査部長は数年前、同店にライターを持ち込み、「退職者の記念品にするので、警察署名や階級を彫ってほしい」と注文。その後、警察本部名が刻印されていない記章のレプリカに、本部名を彫るよう依頼するようになった。同店では昨年だけでも、巡査部長の依頼で4~5個を作ったという。
悪用されると知らなければレプリカに刻印しても罰せられることはなく、同店ではほかにも、観賞用などとして刻印を請け負うことがあった。店の関係者は「(巡査部長は)記章に興味のある人だと思っていた。警察官とは名乗っていなかったと思う」と話している。
また、巡査部長の親族が代表を務めるインターネットショップのオークションサイトに、顔写真や氏名、階級などが記載される「証票」のレプリカを出品していたことも判明。落札者から写真データを送信してもらい、証票を作っていたとみられる。
これまでの捜査で、巡査部長が、大阪市内で偽手帳を所持していた男から、証票の作成や、レプリカの記章に刻印するよう依頼されていたことが判明。府警は先月、巡査部長が手帳を偽造していた疑いがあるとして、有印公文書偽造容疑で自宅を捜索し、押収したパソコンのデータを分析するなどして販売実態の解明を進めている。
徳島県警の鹿山公弘首席監察官は25日、「捜査についてはコメントを控える。府警から要請があれば協力し、県警も速やかに調査する」とのコメントを出した。県警は今月中旬、巡査部長からの申告で捜索を受けたことを把握。巡査部長は現在出勤しておらず、鹿山首席監察官は「事実関係が明らかになれば、厳正に処分する」と話した。
(2012年3月26日 読売新聞)
静岡みたいなど田舎で週刊誌の記者とかが黒い手帳を目の前に突き出して警察の振りして取材するって~のはよくあることだろうが、、、、警察手帳を偽造するって、、、? ま~とんでもな~い!またそれを摘発したのが犯罪アウトロー集団の大阪府警と来たもんだ!正義の味方のおまわりさんって日本には少ないのか?
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