足場はマンションに固定されず
3月20日 19時56分NHK
19日、埼玉県東松山市でマンションの外壁工事の足場が倒れて、近くを歩いていた保育園児1人が死亡し、もう1人が大けがをした事故で、警察は、業務上過失致死傷の疑いで足場を組み立てた会社を捜索し、安全管理に問題がなかったかなど原因を詳しく調べています。
これまでの警察の調べで、足場はマンションに固定していなかったことが分かっています。
この事故は19日午後1時前、埼玉県東松山市幸町にある3階建てのマンションで、震災で壊れた外壁のタイルの修理工事のため設けられていた、高さ10メートル、幅1.8メートルの鉄パイプで組んだ足場が倒れたものです。
足場は近くの道路を歩いていた保育園児2人に当たり、北村波琉人くん(6)が腰の骨を折るなどして死亡し、もう1人が大けがをしました。
警察は、業務上過失致死傷の疑いがあるとみて、20日、足場の組み立てを請け負った会社「両毛ビケ足場」の栃木県の本社や東松山市の営業所、そして実際に作業を行っていた会社「アートステップ」の合わせて3か所を捜索し、書類などを押収しました。
これまでの警察の調べで、足場は19日午前中、作業員2人が組み立てましたが、マンションに固定していなかったことが分かっています。
警察は強風にあおられて足場が倒れたものとみていて、安全管理に問題がなかったかなど原因を詳しく調べています。
そして、マンションに足場を組む際には転倒防止のために壁に穴を開けたうえでアンカーという部品でつないで固定するなどの必要があるということで、今回、どのような対策をとっていたのか、作業を行った下請け業者から確認したいと述べました。
波琉人くんは竹馬が得意で、来月の小学校の入学を前に、算数セットで勉強を始めていたということで、自宅にはランドセルや入学式に着ていく洋服が準備されていました。
父親の伸明さん(42)は「波琉人は家族思いで、妹の面倒見も良い明るい子でした。突然、息子の命が失われて、今は何も考えられない。きのうも波琉人がずっと痛いと言っていたのに、何もしてあげられなくて本当に無念です。できることなら私が代わってあげたかった。業者の人は、なぜ事故が起きたのか説明してほしい」と無念の思いを語りました。
また、祖父の岩附仁一郎さん(64)は「将来、消防士や警察官になりたいと言っていて、小学校に入るのを楽しみにしていた。波琉人が大人になるまで成長を見ていたかった」と話していました。
この安全管理に対する怠慢さは「業務上過失致死傷」なんてたやすいもんじゃ~無かろう、何の罪の無い幼い命をある日突然奪って、、、これって殺人罪に近いんじゃないのか
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3月20日 19時56分NHK
19日、埼玉県東松山市でマンションの外壁工事の足場が倒れて、近くを歩いていた保育園児1人が死亡し、もう1人が大けがをした事故で、警察は、業務上過失致死傷の疑いで足場を組み立てた会社を捜索し、安全管理に問題がなかったかなど原因を詳しく調べています。
これまでの警察の調べで、足場はマンションに固定していなかったことが分かっています。
この事故は19日午後1時前、埼玉県東松山市幸町にある3階建てのマンションで、震災で壊れた外壁のタイルの修理工事のため設けられていた、高さ10メートル、幅1.8メートルの鉄パイプで組んだ足場が倒れたものです。
足場は近くの道路を歩いていた保育園児2人に当たり、北村波琉人くん(6)が腰の骨を折るなどして死亡し、もう1人が大けがをしました。
警察は、業務上過失致死傷の疑いがあるとみて、20日、足場の組み立てを請け負った会社「両毛ビケ足場」の栃木県の本社や東松山市の営業所、そして実際に作業を行っていた会社「アートステップ」の合わせて3か所を捜索し、書類などを押収しました。
これまでの警察の調べで、足場は19日午前中、作業員2人が組み立てましたが、マンションに固定していなかったことが分かっています。
警察は強風にあおられて足場が倒れたものとみていて、安全管理に問題がなかったかなど原因を詳しく調べています。
"足場は建物に固定するのが普通"
建設現場で足場を設置する作業を請け負っている、一級建築士で埼玉県入間市の建設業、石田隆彦さんは「建築現場の足場は、仮設のものでも倒れないよう建物に固定するのが普通で、法律でも義務づけられている。風が強い日ならば、足場を組むのをやめたり、シートを外すなど安全に一層配慮しなければならないのに、今回のような事故が起きて、同業者として大変残念です」と話していました。組み立て請け負った会社は
足場の組み立てを請け負った栃木県岩舟町にある「両毛ビケ足場」の本社の営業部長は、NHKの取材に「遺族の方にご迷惑をかけてしまい、誠意をもって対応したい。事故の原因については風で倒れたと聞いているが、詳しい状況は把握できていない」と述べました。そして、マンションに足場を組む際には転倒防止のために壁に穴を開けたうえでアンカーという部品でつないで固定するなどの必要があるということで、今回、どのような対策をとっていたのか、作業を行った下請け業者から確認したいと述べました。
小学校入学を目前に
事故で亡くなった北村波琉人くん(6)は、19日午後1時前、ドッジボールをしに近くの保育園に行くため、保育士2人に引率され園児22人で歩いていたところ、事故に遭いました。波琉人くんは竹馬が得意で、来月の小学校の入学を前に、算数セットで勉強を始めていたということで、自宅にはランドセルや入学式に着ていく洋服が準備されていました。
父親の伸明さん(42)は「波琉人は家族思いで、妹の面倒見も良い明るい子でした。突然、息子の命が失われて、今は何も考えられない。きのうも波琉人がずっと痛いと言っていたのに、何もしてあげられなくて本当に無念です。できることなら私が代わってあげたかった。業者の人は、なぜ事故が起きたのか説明してほしい」と無念の思いを語りました。
また、祖父の岩附仁一郎さん(64)は「将来、消防士や警察官になりたいと言っていて、小学校に入るのを楽しみにしていた。波琉人が大人になるまで成長を見ていたかった」と話していました。
この安全管理に対する怠慢さは「業務上過失致死傷」なんてたやすいもんじゃ~無かろう、何の罪の無い幼い命をある日突然奪って、、、これって殺人罪に近いんじゃないのか

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