2012年5月29日火曜日

火災のホテル、去年行政指導受ける

火災のホテル、去年行政指導受ける



 広島県福山市で3階建てのホテルが全焼し宿泊客7人が死亡した火事で、このホテルが去年、排煙設備や非常用照明などが建築基準法上不適格だとして、行政指導を受けていたことがわかりました。

 火がおさまったあと、午後からは消防がホテルの中に入って、建物の構造について調査しました。

 「(ホテル)北側に道があるが、燃えていたのは南側。2階建ての上へバーッと煙と火の両方」(目撃者)

 午前7時前、福山市西桜町のラブホテル「ホテルプリンス」から「煙が出ている」と通報があり、男女10人が福山市内の病院に運ばれましたが客6人が死亡、その後、心肺停止だった男性客も死亡しました。そのほか、75歳の女性従業員と女性客のあわせて3人が重軽傷を負っています。

 ホテルは1階が駐車場と受け付け、従業員控え室になっていて、客室は2階と3階にあわせて19部屋あります。木造部分は1960年に建設され、鉄筋コンクリート部分はその後、増築されました。

 なぜ、多くの客が逃げ遅れたのか、1週間前にこのホテルを利用したという客がJNNの取材に応じ、ホテル内の様子を証言しました。

 「入った瞬間(廊下が)薄暗くて、出口が分かりにくくて戸惑う。(廊下は)迷路みたいで分かりにくい、階段の場所とか。(窓は)壁と一体化している感じで、窓とは分からない。外の光が分からない」(1週間前に利用した客)

 2階から飛び降りた男性は、「非常口がどこか分からなかった」と話しているということです。

 ホテルプリンスは去年9月、排煙設備や非常用照明などが建築基準法上、不適格だとして福山市が行政指導していました。このほかにも、過去に4回、行政指導を受けています


(13日18:32)TBS News-I



どうして過去に4回も行政指導を受けても尚営業を続けてこれたのか?なぜ行政はこのホテルの営業をこれまで停止処分にしなかったのか?ホテル側の責任は重大だが行政の姿勢に大きな問題があるだろうܤäƤܤäƤܤäƤ

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